2008年07月24日
四ヶ字豊年祭

昨日は四ヶ字豊年祭に行ってきました!
さすが八重山最大規模の豊年祭だけあって、メイン会場となる
真乙姥(まいつば)御嶽周辺は、参加する人、見物する人で
ごった返していました。
この混み合いっぷりも、四ヶ字らしくていいですねぇ。
豊年祭の様子を撮ってきましたので、少し紹介しましょうね~。
ブログを読んで下さっている皆様にも、お祭りの雰囲気を
感じ取っていただけたらなぁと思います^^
午後3時頃、各字の旗頭が続々と真乙姥御嶽に集結。
豊年祈願祝典が終わると、各字・団体が順番に旗頭と巻き踊りを奉納。

4時から始まり、トリの奉納が終わったのが6時頃でした。
五穀の種子を渡す儀式。
東から五穀の神が現れ、真乙姥御嶽の司に種子を授けます。

大川の旗頭

これからアヒャー綱が始まります。
女性だけで行なわれる儀式で、男子禁制なんですよ~。

「サァーサァーサァーサァー」という掛け声の中、
東西に分かれていた雄綱と雌綱のつなぎ目に心棒(カヌチ棒)を通し、
2本の綱を結び合わせます。

無事2本の綱をつなぎ合わせると、ガーリ(喜びの舞)で
会場の熱気は最高潮に…
ここですごいことが起きました。
綱が一つになり、ガーリが始まると、雨がパラパラと降り始めたんです!
しかも、真乙姥御嶽の上空だけ雲がかかっていて、
しばらくするとピタリと止みました。
神様が世果報雨を降らせてくれたんですね。
祈りや感謝の気持ちは、ちゃんと通じているんだなぁって
じんわり感動したSTAFFナオでした。
アヒャー綱で真乙姥御嶽への奉納は全て終了。

200m西へ旗頭の移動が始まります。
次の会場へ移って、ゆんたくしながら待つこと1時間。
日もとっぷり暮れた頃、松明が焚かれ
東から長刀、西から鎌を持った武者が登場しました!

ツナヌミン

板の上で行なわれるのですが、ガッチリ持っていないと
武者が迫力ある演舞が出来ないので、持ち手も大変です。
暑い中、本当におつかれさまでした。
祭りの最後は大綱引き。

見てください!このたくさんの人・人・人!
前日の朝の風景(こちら)が嘘のようですね。
2日間に渡って行なわれた四ヶ字豊年祭は
これで終了です。
ここまで読んで、
「ん?豊年祭って秋のお祭りじゃないの?」と
疑問に思われた方もいらっしゃるのでは☆
簡単に説明しますと、南国石垣島では1期米の収穫が6月頃なので、
豊年祭はこの時期に行なわれる、というわけなんですね。
さて、次の日曜日は白保・平得・黒島の豊年祭です。
8年くらい前にもらった黒島行きの回数券が何枚かあるけど、
まだ使えるかな~。(^ー^;
STAFF ナオ
Posted by (有)八重泉酒造 at 16:09│Comments(0)