2008年06月29日
野底マーペー 2
石垣島の於茂登山を越えてしばらく車を進めると、ひとつだけ尖がった山が見えてきます。
そこが、有名な石伝説の舞台「野底マーペー」。
石垣っ子なら、誰しも幼少の頃に何かの形で「野底マーペー」の民話を耳にしますが、
そんな身近な話しながらもちゃぶね齢○歳、恥ずかしながら「マーペー」に登ったことがありませんでした。
民話が悲しい話なので、なんとなーく「寂しい場所」というイメージがあったのも理由の一つですけどね!
仲良し4人組で、いきなり決まったこの企画。
マーペーに登るルートは二つあるんですが、一番楽な「野底林道」からのルートに決めました。
そこからだと、15分~20分で上がれるとか。
お天気まずまず、風強め。
おにぎり持って、あ、レッツラゴー。

うわっ、なんじゃこりゃあ。
草木で足元も見えない状態。
ちゃぶねの前方を歩いていたiちゃんは、「引き返そう~こわい~こわい~」を連呼。
他3人、強行。(ちゃぶね、わくわく)
そうこうしているうちに、いきなり巨大蜘蛛のお出迎えです。

フロンティア精神満載で先頭を歩いていたTちゃんが、果敢にも近くにあった棒で取り除いてくれました。
現在時刻は、朝9時。これが本当の「朝飯前」ってやつですね…す、凄すぎます。
地面は雨の後だったため、赤土でぬかるみ気味。
ちゃんと運動靴で来たので、バランスは取れていましたが、
「ビーチサンダルでも登れるよ」という噂(アドバイス)を、
四人で「絶対うそ~」とか言いながら、きゃあきゃあ登りました。

汗だくになりながら、草木を掻き分けて進んでいくと、
途中誰かが付けた「目印」の赤い布がありました。
「おーい、今日マーペーに登ること家の誰かに伝えてきたぁ~」
「お母さんに言ってきたよ~」
「捜索願とか出るかなぁ~」
とか気にしながら登ること数十分。

頂上が見えてきました!
…と、いきなり「伝説」の書かれた看板が!

ぶるぶる…。
やっぱり言い伝えられた、悲劇の舞台なのねぇ…と、合掌。
でも、頂上は360度の大パノラマ!!!!
これこそ、絶景です。
そんじょそこらの展望台より、数倍迫力があります。

うわーーーー。空が近いっ!!!
眼下で霧の様なものも確認できました。
高いところが好きなちゃぶねは、頂上の中でも一番中心の高い岩の上で、
世界を征服したかの様な気分を味わっていたのですが、
どうやら…それが、「石になったマーペー」の御姿だった様です。(定かでは無いのですが…後日判明)
きゃ~っ、罰当たり!マーペーっ、大変失礼しました!ごめんなさい。
ちゃぶねご満悦の様子↓



民話では、この山の頂上まで登ったマーペーが、
愛するカニムイの住む黒島を見る事が出来ずがっかりするのですが、
完璧に於茂登山が立ちはだかり、離島の島々が見えません。
ちゃぶね達は、近道ルートで楽に登ってきたけれど、
当時、マーペーは山の下からせっせとカニムイの事を想い、登ってきてこの状況だと…
さぞかし、なんなのよ~!(怒)なんて思っただっただろうなぁ…。
そりゃぁ…石にもなりたくなったはず。

帰り道、また四人で一列になって、下山。
一番後ろの人がこけると、前の三人もこけるという恐ろしい運命共同体の中、
一番前のSちゃんだけが、こけました。
しかも、ちゃぶねが「木の根っこに足を置くと滑るから気をつけてね~」って言った後、
「そうだよ~」って言いながら、こけました。
なんて良い友達を持ったんだろうと、つくづく思いました。
こけ上手なSちゃん ↓

地元で未だ登ったことない方、観光客の方も是非行ってみてください。
ただ、登る前に、民話をチェックしてから行くことをオススメします。
当時の八重山における悲しい歴史を勉強することも大切だと、改めて実感したので、
小学生の「夏休みの自由研究」とかにも、いいかもですね。
追伸
「登山ルート」がちゃあんとあるので、お子さんでも登れるそうです。
捜索願の心配をするほど、凄いところでは無いので、ご安心下さい。
※ただし、「我こそは立派な方向音痴ジャ」という方は、経験者と一緒に登ったほうが良いと思います。
民話はこちらを読んでみそ!
http://rca.open.ed.jp/city-2000/minwa/story1.html
野底林道は、亀(セマルハコガメ)やカンムリワシなどの
貴重な動物の横断があるそうです。
スピードの出しすぎには、要注意です。

STAFF ちゃぶねっこりあんぱん
そこが、有名な石伝説の舞台「野底マーペー」。
石垣っ子なら、誰しも幼少の頃に何かの形で「野底マーペー」の民話を耳にしますが、
そんな身近な話しながらもちゃぶね齢○歳、恥ずかしながら「マーペー」に登ったことがありませんでした。
民話が悲しい話なので、なんとなーく「寂しい場所」というイメージがあったのも理由の一つですけどね!
仲良し4人組で、いきなり決まったこの企画。
マーペーに登るルートは二つあるんですが、一番楽な「野底林道」からのルートに決めました。
そこからだと、15分~20分で上がれるとか。
お天気まずまず、風強め。
おにぎり持って、あ、レッツラゴー。
うわっ、なんじゃこりゃあ。
草木で足元も見えない状態。
ちゃぶねの前方を歩いていたiちゃんは、「引き返そう~こわい~こわい~」を連呼。
他3人、強行。(ちゃぶね、わくわく)
そうこうしているうちに、いきなり巨大蜘蛛のお出迎えです。
フロンティア精神満載で先頭を歩いていたTちゃんが、果敢にも近くにあった棒で取り除いてくれました。
現在時刻は、朝9時。これが本当の「朝飯前」ってやつですね…す、凄すぎます。
地面は雨の後だったため、赤土でぬかるみ気味。
ちゃんと運動靴で来たので、バランスは取れていましたが、
「ビーチサンダルでも登れるよ」という噂(アドバイス)を、
四人で「絶対うそ~」とか言いながら、きゃあきゃあ登りました。
汗だくになりながら、草木を掻き分けて進んでいくと、
途中誰かが付けた「目印」の赤い布がありました。
「おーい、今日マーペーに登ること家の誰かに伝えてきたぁ~」
「お母さんに言ってきたよ~」
「捜索願とか出るかなぁ~」
とか気にしながら登ること数十分。
頂上が見えてきました!
…と、いきなり「伝説」の書かれた看板が!
ぶるぶる…。
やっぱり言い伝えられた、悲劇の舞台なのねぇ…と、合掌。
でも、頂上は360度の大パノラマ!!!!
これこそ、絶景です。
そんじょそこらの展望台より、数倍迫力があります。
うわーーーー。空が近いっ!!!
眼下で霧の様なものも確認できました。
高いところが好きなちゃぶねは、頂上の中でも一番中心の高い岩の上で、
世界を征服したかの様な気分を味わっていたのですが、
どうやら…それが、「石になったマーペー」の御姿だった様です。(定かでは無いのですが…後日判明)
きゃ~っ、罰当たり!マーペーっ、大変失礼しました!ごめんなさい。
ちゃぶねご満悦の様子↓

民話では、この山の頂上まで登ったマーペーが、
愛するカニムイの住む黒島を見る事が出来ずがっかりするのですが、
完璧に於茂登山が立ちはだかり、離島の島々が見えません。
ちゃぶね達は、近道ルートで楽に登ってきたけれど、
当時、マーペーは山の下からせっせとカニムイの事を想い、登ってきてこの状況だと…
さぞかし、なんなのよ~!(怒)なんて思っただっただろうなぁ…。
そりゃぁ…石にもなりたくなったはず。

帰り道、また四人で一列になって、下山。
一番後ろの人がこけると、前の三人もこけるという恐ろしい運命共同体の中、
一番前のSちゃんだけが、こけました。
しかも、ちゃぶねが「木の根っこに足を置くと滑るから気をつけてね~」って言った後、
「そうだよ~」って言いながら、こけました。
なんて良い友達を持ったんだろうと、つくづく思いました。
こけ上手なSちゃん ↓
地元で未だ登ったことない方、観光客の方も是非行ってみてください。
ただ、登る前に、民話をチェックしてから行くことをオススメします。
当時の八重山における悲しい歴史を勉強することも大切だと、改めて実感したので、
小学生の「夏休みの自由研究」とかにも、いいかもですね。
追伸
「登山ルート」がちゃあんとあるので、お子さんでも登れるそうです。
捜索願の心配をするほど、凄いところでは無いので、ご安心下さい。
※ただし、「我こそは立派な方向音痴ジャ」という方は、経験者と一緒に登ったほうが良いと思います。
民話はこちらを読んでみそ!
http://rca.open.ed.jp/city-2000/minwa/story1.html
野底林道は、亀(セマルハコガメ)やカンムリワシなどの
貴重な動物の横断があるそうです。
スピードの出しすぎには、要注意です。
STAFF ちゃぶねっこりあんぱん
Posted by (有)八重泉酒造 at 14:25│Comments(0)