はぶ酒のお話
なんとなーく
生臭いイメージで、
倦厭されている方にこそ、
はぶ酒のお話を読んで(呑んで)みてくださいね
今を遡ること、約300~400年前の時代。
中国から琉球王国へ入ってきた「はぶ酒」は、民間に瞬く間に広まり、
「不老長寿」「滋養強壮」の薬用酒として、
各家庭で造られて呑まれていたそうです。
時代が時代なので、伝わり方も造り方も、各々まちまちで千差万別。
中には、あまりの臭さに蓋を開けるのが精一杯な代物もあったに違いありません。
(↑ちゃぶね想像デスが)
そこで、創業者
座喜味盛光は、考えました!
昔から身体に良いとされている
「はぶ酒」を製品化して販売してみよう!
これは
研究の価値がありそうだ!
と。
まず、当時の八重山の至る所で、沢山出没していたサキシマハブを、
農家から買い取ることから始めました。
「はぶ買います」の新聞広告は、功を奏し、
「はぶを見たら八重泉に持っていけよ~」が、市民町民の合言葉となったくらいだ、そうです。
それから、寝かせたり、臭みを取ったり、度数を調整したりと、
…これ以上は、企業秘密だそうなので公表できませんが、
紆余曲折、とうとう「これだ!」という「はぶ酒」が出来上がりました!
度数は、24度36度の二種類。
リキュール類で、ほんのりした口当たりと柔らかな匂いは、
「はぶ酒」が持っている「生臭いイメージ」を払拭してしまいます。
では、こちらの「はぶ入りはぶ酒」の
はぶの口の開きと瓶の中で、美しくどくろを巻く姿をご覧下さい。
おぉ、びゅーてぃふぉー
この瓶の中でも綺麗に見えるために、
隠れた苦労があるそうで、
瓶の底で口を開けて飾る方法も、先代の大事な
こだわりだそう。
各家庭や個人で造っていたら、「綺麗に見える工夫」も要らない分、
にりょろにりょろを、ぽーんっと瓶へ入れたままの「はぶ酒」「まむし酒」が殆どですもんねぇ。
そして、びっくりしたのが、この部分
はぶのイラストは、
先代自らのイラストだそうです
こだわって、このデザインだそうです。
う、上手い!!そして…
なんか濃いデザイン!!
いろいろと、そんな細かいところを知って呑んでみると、
「はぶ酒」への強くて深い想いも伝わってきて、うん、確かに元気が出てきます。
追伸
13日、日曜日のトライアスロンですっかり風邪をひいてしまったちゃぶねは、
「はぶ酒」と「黒麹酢」割りで、なんとか一週間乗り切れましたよ!
気になる方は、是非試してみて下さいね
STAFF ちゃぶね