OFFのおはなし
八重泉の
「OFF」って銘柄をご存知ですか?
1980年代、八重山で飲む泡盛はアルコール数30度が主流だった当時、
25度の減圧式蒸留で製造し、軽い口あたりが新しいと人気の銘柄でした。
丸っこさが愛らしいボトルの姿から、別名
「まるびん(丸瓶)」の愛称を頂き、皆様に愛されていたOFF。
「おばぁ~まるびん頂戴!」なんて声があちこちで聞こえたそうです。
そのOFF(720mlのみ)がとうとう、終売となりました!
皆様、長い間「まるびん」をご愛飲頂き本当にありがとうございます。
お店で見かけたら、かなりツイテルと思います
市内のお店の棚で、数本の「まるびん」達が
最後の華々しい旅立ち を、
心待ちにして待っています。クー、泣けるー。
一升瓶は引き続き販売しますが、「まるびん」の720mlとは、とうとうさよなら、さよなら。
約20年来の歴史に幕が引かれます。
そんなこんなで、エピソードをひとつ、ふたつご紹介致しますネ。
発売当時はCMも2種類あり、一番最初のCM曲は、あの日本中を「エンダー」の渦に巻き込んだ、
ホイットニー・ヒューストンだったそうで、
「いや~、今思えば(CM後に)ケビン・コスナーとの主演映画で有名になった人だったさぁ~。
起用が早すぎて、周囲から騒がれなかったなぁ~。あはは。」
なんて、当時を知る上司。
今から思えば、そんな小さな喜びもあったみたいです。
発表お披露目パーティも盛大に行い、OFFを沢山積んだ大きな
ピラミッドも作ったんだとか。
昔からのスタッフは、当時を振り返り目を細めてました。
「OFF」の名付け親は、現在の社長。
飛行機が離陸する意味の「TAKE OFF」で、「OFF」を起爆剤に「八重泉も飛び立とう」という意味と、
「仕事や日ごろの頑張りからスイッチを切って(開放されて)楽しめる泡盛を」
という二つの意味で、その
ネーミングにしたそうです。
なんか
80年代を感じる、丸文字!
のりピー語とか流行った時代の空気が伝わりますね。
時代が移り変わっても、
変わらないのは「OFF」のライトな口あたりと
芳醇な美味さですね。
(…あ、綺麗にまとめちゃった。あは。)
SATFF ちゃぶね
追伸
・ソーシャルネットワーキングで人気のMixiでは
「OFFでOFF会」なんてコミュもあるらしいですよ!有難いコミュです。
・一升瓶は、現在も販売中です。ヨロシクです~!