星の島
青い空と碧い海、緑の椰子と紅い花…
と、昼間のイメージが強い南の島ですが、
夜も相当綺麗です。
なぜ綺麗かと調べてみました。
石垣島は北緯24度に位置し、北回帰線の近くなのでジェット気流の影響も少なく、
大気が安定しているので観測しやすい好立地。
それと本土では観られない、南十字星やその他の星座も沢山観ることができるということ。
だそうです。ふむふむ。圧倒的な星の数は、そういう理由だったのですね。
それだけ夜空が美しいのならと、数年前に
国立天文台の天体望遠鏡が二つ出来ました。
一つは、妖怪人間ならぬ
「ベラ」という、スターウォーズに出てきそうな、
そのまま乗って宇宙へ行けそう級の天文台。それもそのはず、直径約20m!
この「ベラ」の凄いところは、同じ様なものが、入来、小笠原、水沢の三箇所にあり、
4機で同時に同じ星を観測することで、口径2,300kmの電波望遠鏡となるのです。
月面にある一円玉の文字を確認することができるそうです。
どのくらいの精度かご想像頂けましたでしょうか。
もう一つは、
「むりかぶし」という天文台。
最大の口径105cmの「光学・赤外線反射式望遠鏡」、(さっぱり分かりません!)というもので、
九州・沖縄では一番大きいそうです。
その「むりかぶし」天文台がある山の麓に、八重泉の工場がありますので、
観光に来られた際には、天文台に続いて遊びに来てくださいね~
先日、その「むりかぶし」で撮影された星の写真が送られてきました。
M氏、いつもありがとうございます。
おうし座付近にある「かに星雲」(なんだかおいしそうな中華風な名前)
一角獣座にある散光星雲だ、そうです。
いつも働いている頭上でこんな星々が瞬いているなんて、なんだか不思議な感じがします。
補足
むりかぶし =八重山の方言で「すばる」のこと。
矢追純一さんを応援している STAFF ちゃぶね