樽酒小話
今日は、工場へ撮影隊が来ています。
八重泉「樽酒」のゆりかごである、樫樽を撮っているので、
折角ですから「樽酒」の小話をひとつ。 テンテン
今から遡ること、数十年前。
沖縄がアメリカの統治下だった時代、人々の愉しみは泡盛ではなく、
ウィスキーやブランデーが中心でありました。ジャジャジャン
その頃、泡盛のイメージは、荒く粗雑な印象。
石垣島の八重泉は、それを払拭したく、
試行錯誤の上、
初めて泡盛を樽貯蔵してみたわけであります。
長期に渡り寝かせた泡盛が、琥珀色に染まった頃。
一滴をごくり。
それはそれは、今まで味わった事がないほどの芳醇な口当たり。
樽香が辺りに漂い、新しい出会いの始まりを
薄暗い蔵の中で実感したのであります。
チョンチョン
それから、平成の世。
地元のスナックやバーを中心に広まった後、今やお土産品としても、
八重泉「樽酒」は多くの人に愛されております。ありがとうございます。
皆様あっての樽酒。これからも宜しくお願い致します。
お粗末!
STAFF ちゃぶね