樽酒小話

(有)八重泉酒造

2007年10月02日 12:31

今日は、工場へ撮影隊が来ています。



八重泉「樽酒」のゆりかごである、樫樽を撮っているので、
折角ですから「樽酒」の小話をひとつ。
 テンテン

今から遡ること、数十年前。
沖縄がアメリカの統治下だった時代、人々の愉しみは泡盛ではなく、
ウィスキーやブランデーが中心でありました。ジャジャジャン

その頃、泡盛のイメージは、荒く粗雑な印象。

石垣島の八重泉は、それを払拭したく、
試行錯誤の上、初めて泡盛を樽貯蔵してみたわけであります。

長期に渡り寝かせた泡盛が、琥珀色に染まった頃。

一滴をごくり。

それはそれは、今まで味わった事がないほどの芳醇な口当たり。
樽香が辺りに漂い、新しい出会いの始まりを
薄暗い蔵の中で実感したのであります。

チョンチョン



それから、平成の世。

地元のスナックやバーを中心に広まった後、今やお土産品としても、
八重泉「樽酒」は多くの人に愛されております。ありがとうございます。

皆様あっての樽酒。これからも宜しくお願い致します。

お粗末!

STAFF ちゃぶね