怪奇月食

(有)八重泉酒造

2007年08月29日 13:20

昨日は、全国的に「月食」一色でしたが、皆さんご覧になれましたでしょうか。

ここ石垣島は、「サザンゲートブリッジ」の向こう側の公園で、「八重山星の会(NPO)」のメンバーが、
望遠鏡完備で待機しているとの情報が入り、スタッフ大城とYOUの三人で、ほいほい行ってきました。

「あたしさぁ~皆既月食って、怪奇月食とかって思ってた~。」
「きゃはは、こわーい。」

なんて、くだらない事を言って、カレー煎餅で三人腹ごしらえ。

と こ ろ が、

空を見上げると、昼間とは打って変わって雲、雲、雲…。
西側は綺麗な夕焼け空なのに、肝心の月側はどんよりとした雲に覆われています。



観測しに来ている市民も諦めてちらほら帰り始めた19時30分ちょい過ぎ。
星の会の人と、粘り強い市民と大城、YOU、そろそろ飲みに行きたくなってきたちゃぶねで、
頑張って空を見上げて立っていました。

完全に陽が落ちると同時に、雲の無い西側の空からは、
星がどんどん姿を見せ始め、圧倒されるくらいの数が、夜空一面に広がっていきました。

「うわーーー!」 (市民・観光客)

おもむろに、星の会の人が、レーザー光線みたいなのを取り出して、星座をレクチャー。

「これが、木星」「さそり座」「射て座」「天の川」
「織姫と彦星」「北極星(にぬふぁぶし)」「琴座」「カシオペア座」「乙女座」「てんびん座」…

星座を一つ教えてくれる度に、「おーーーー!」「へーーーー!」「ほーーーー!」と歓声。
目が慣れてくると、小さな等級の星まで見えてきて、空が凄く近くに感じましたよ。

そうこうしているうちに、風に押し流された、雲の合間からメインとなる赤銅色の月が…!



「おおおおーーー!!!!」「怪奇!」

総勢、25名くらいの小さな展望会だったけれど、十分楽しめました。

今度は、国立天文台のMさんと星を観に、
前勢岳(まえせだけ)にある「むりかぶし」天文台へ八重泉メンバーで遊びに行くことにします。

STAFF ちゃぶね

★八重山星の会
http://yaehoshi.littlestar.jp/html/

★国立天文台「むりかぶし」
http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=true&article_id=7419